私がタイヤ交換をする時に悩んで最後にたどり着いたミシュランPilot Sport 4、コンチネンタルContiSportContact 5P、ピレリP ZERO、の3社のスポーツタイヤに付いてレビューしていきたいと思います。
Follow @Car__Centralアイキャッチ写真出典:ミシュラン公式サイト、ピレリ公式サイト、コンチネンタル公式サイト
特徴
まずなぜ今回Pilot Sport 4、ContiSportContact 5P、P ZEROの3種類のタイヤを紹介するのかというと、私が所有しているMercedes-Benz AMG C43のタイヤ交換をする際、出荷時に付いていたContiSportContact 5Pと同等性能で交換の検討対象に入れていたからです。
Michelin Pilot Sport 4
ミシュランと聞けば誰もが一度は聞いたことがあるはず。そう、高級星付きレストランを紹介するミシュランガイドを出している、あの目にしたことがあるはずのタイヤマンがマスコットのミシュランです。
言わずと知れた世界最大のタイヤメーカーであった歴史を持っているタイヤ業界におけるビッグ3の1社で、なんと1889年に創立していて、132年の歴史を持っています。
Pilot Sport 4の主な特徴を見ていきたいと思います。
ダイナミックグリップ
フォミュラEでも使われているテクノロジーをそのまま採用しているため、非常に安心したグリップ性能を発揮してくれます。
濡れた路面でも安心して走行できるようにトレッド面の工夫がされていて、どんな路面でも安心できるグリップ性能を発揮してくれます。
実際に私は使っている身からすると本当に実感ができるくらいの性能です。
ダイナミップ・レスポンス・テクノロジー
簡単に言うと路面をしっかり掴んでべったり路面に吸い付いている感覚にしてくれます。この性能のおかげで高速旋回する時も非常に安定したハンドリングを実感できます。
GOOD DESIGN賞を受賞
タイヤメーカーには珍しいGOOD DESIGN賞を受賞しています。タイヤの側面にコントラストがはっきりしているミシュランのロゴでもあるタイヤマンがすごくかわいく写っているので、タイヤを眺めているだけでもなかなか飽きないです。
さらに、黒がすごく綺麗に出ていて、本当に真っ黒って感じの色合いなのですごく綺麗で足回りをおしゃれにしてくれます。おしゃれは足元からですからね。
詳しくは比較で理由を話しますが、今回紹介する3種類のタイヤのうちで1番コストパフォーマンスが良く私も装着しているおすすめのタイヤです。
ContiSportContact 5P
コンチネンタルタイヤ(Continental)は1871年に創業し、ドイツ・ハノーファーに本社を構えるもともと馬車や自転車用のゴム製品、ゴム関連素材、ソリッドタイヤなどを作る企業でした。そこからコンチネンタル(Continentral)のタイヤメーカーを主軸とした自動車関連企業としての歴史がスタートしました。
主にメルセデスベンツのAMGシリーズの車に装着されており、私の所有するMercedes-Benz AMG C43にもともと装着されていました。
ContiSportContact 5Pは「極限まで磨かれたスピード。ブレーキ時にも高性能を発揮。」がキャッチフレーズであるようにかなり高性能でスポーツカー向けのタイヤであることが伺えます。
ハンドリング
いかなる状況でも自由自在にハンドリング操作ができるよう、グリップ力を発揮させやすい設計になっています。
グリップ
路面状況に応じて形を変えてくれ、どんな時もグリップ力が落ちないよう働き、高速走行時でも安定性の高いコーナリングを実現させてくれます。
ブレーキング
ドライでもウェットでも素早く止まれるように「ブラック・チリ」というテクノロジーにより、すごく高い制動力が得られます。
Pireli P ZERO
ミラノに本社があり、1873年創業の老舗タイヤメーカーで、当初からモータースポーツと深く関わっており、1907年の北京〜パリ間のレース(大陸横断ラリー)からタイヤ作りが始まりました。
最近ではよく見かけるタイヤの1つで、ポルシェに最初から装着されていることが多いです。
P ZEROの主な特徴を見ていきましょう。
ランフラット
仮にパンクしても一定のスピードで、一定の距離を走行して安全なところまで行けます。
※全てのサイズに採用はされていないです。
ノイズキャンセリング(PNCS)
ノイズキャンセリングシステム (PNCS)は、快適な運転ができるようにタイヤの内側に防音素材を詰めていて、その効果でタイヤからのロードノイズを大きく軽減してくれます。
※全てのサイズに採用はされていないです。
シールインサイド構造
何かにタイヤが刺さり、パンクしても空気圧がなくなることがなく、継続して運転できる新技術で、空気圧が原因で起きる約85%の事故を軽減してくれます。
※全てのサイズに採用はされていないです。
比較
評価ポイント | Michelin Pilot Sport 4 | ContiSportContact 5P | Pireli P ZERO |
知名度 | 高 | 中 | 中 |
値段 | 低 | 非常に高 | 低 |
スポーツ性能 | 高 | 非常に高 | 中 |
消耗の早さ | 遅い | 早い | 早い |
乗り心地 | 非常に良い(柔らかい方) | 中(硬め) | 中(硬め) |
みんカラ点数(5点満点) | 4.72点 | 4.47点 | 4.39点 |
おすすめ度 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
3種類とも非常におすすめのスポーツタイヤですが、私がその中でも1番おすすめなのは比較表にも書かせていただきましたように、Pilot Sport 4が総合的に見て普段使いも、スポーツ走行もでき、なおかつ値段がお手頃なので1番おすすめです。
こんな方におすすめ
Pilot Sport 4
値段はそんなにかけたくないが、性能は譲れない私のような欲張りにはもってこいの最高なコストパフォーマンスを実現してくれるタイヤになります。
ContiSportContact 5P
とにかくスポーツフィーリングを求め、値段は少し高くなっても絶対にスポーツ性能重視をするのであれば、絶対にコンチネンタル(Continental)は間違いなしです。
P ZERO
値段は絶対に1番安く済ませたく、性能も諦められない、コスト重視であればピレリは間違えなしです。
まとめ
さてここまで3種類のスポーツタイヤを紹介してきましたが、みなさんにとっていかかでしょうか?タイヤは乗り心地を大きく左右し、非常に値段も高い消耗品です。しかし、一度変えると数万キロはお付き合いしないといけないので、ぜひご自身の求めるタイヤを装着してください。